設備の亀裂・減肉修理はお任せください!
Welding Workshop低温・低歪み溶接
溶接を行う際、一番に懸念される熱による歪みを最小限に抑えて溶接する特殊技法です。短ビートピーニング法は本来、鋳鉄(FC,FCD)を溶接する為に行なう技法ですが、ピーニングをして残留応力を分散させる行為は鋳鋼やステンレス、アルミにも効果を発揮します。
恒久的な補修で高い耐久性
当社では応急的な処置ではなく、様々な溶接手法や独自のノウハウにより恒久的な補修を目指します。振動や応力の集中などで起こる亀裂には、亀裂部を完全に除去したのち補強等で適切な措置を施したり、摩耗による減肉などについては耐摩耗対策をし、設備の延命化を図ります。
プラントの早期復旧
定期点検時や実際に設備が壊れた際は急を要する場合がほとんどです。『とにかく早急にラインを復旧したい』そんな時は是非お気軽にご相談ください。緊急突発時の対応には万全を整えております。
コスト削減&短納期
新たに新品を手配をすると時間も費用も掛かります。状況にもよりますが腐食・欠損・亀裂であれば短期間で修復させる事が可能です。それにより大幅な時間の短縮およびコストダウンが見込めます。
サービスの流れ
Welding Workshop低温・低歪み溶接工法とは?
Welding Workshop溶接が困難だった鋳物(鋳鉄)を補修できる革新的な工法
鋳物は溶接が困難
Welding Workshop鋳鉄はもろく熱伝導率が低いため、溶接の熱が局部に集中しやすい物質です。溶融した部分が急冷されると組織は変質し、硬くもろい性質になります。加えて溶接時の温度変化が起こした収縮応力により、そこから亀裂が生じます。
また鋳鉄は炭素含有量が多く、溶接中に内部よりCOガスが発生するため、それがブローホール(空洞)として残り、なおさら耐久性を低下させるなどの課題もありました。
鋳物のもろさを克服する「低温・低歪み溶接工法」
Welding Workshop短ビード溶接
数十mmほどの短いビードを繰り返すことで、鋳物に伝わる熱を最小限に抑えます。母材の温度上昇を防ぐとともに、溶接金属の過度な溶けこみを防止する熟練の技術による溶接工法です。
ピーニング
短ビード溶接後、専用のハンマーでピーニング(打ち延ばし)を実施。ピーニングを行う事によって溶接金属の熱による応力(変形)を分散させ、歪みを最小限に抑え亀裂を防止する効果があります。ピーニングには強弱やスピードなどのノウハウがあり、そこに当社の熟練した技能を生かし、高度な技術をご提供しております。